22/02/17

発電所イベを金曜日に終わらせてしまったがために一週間ソノオとコトブキシティの往復のみをしていたが、ついにフワンテをゲットした!!!かわいい!!!超キュート。

・鳴き声がとりわけかわいいんだけれども、あの“無”の表情も良いよね……。3Dモデルになったことであっコイツまじで表情が“無”だ……という感が更に強まり……。

・自分はリメイク前のダイパにメチャメチャ触れていたけれどストーリーはあまり知らない。
友人や年上の家族がプレイしていたのを後ろから眺めたり殿堂入り後の図鑑埋めを手伝ったりなどをしており、それで概ね満足していた。
自分でいちからプレイするポケモンはSS以来二作目ですが、楽しくもあり、ダイヤモンドに触っていた当時の無責任さが失せこの手持ちポケモンが皆自分のポケモンなのだという責任(のようなもの)にうへえとなったりもしている。

・オタクと同人誌についてオタク話をした。

・web公開ならまだしも同人誌として発表する以上、金銭対価が発生するとエンタメ提供を対価とする商品になる感覚があり、そのエンタメを我々オタク共(話題を共有している人類を指す)は提供できるのか……?ということを話した。

・我々オタク共(若干名)は“コトは事実上丸く収まったが心情的にしこりが残るオチ”のお話が好きで、しかし二次創作というものは広く一般に本編で残ったしこりに結論をつけるために作られるものであると我々は認識している。自分達の書く話はその需要、すなわち広く受け入れられるエンターテイメント性に応えられないのでは?という話。

・もちろんそれ以外の動機で二次創作をやる人々もいることを承知で、我々は我々の内に根差した片寄った規範意識とか、そういうことに無用に縛られているんだよなあ……ということは明記しておく。

・話を戻すと、そうだからといってエンタメ特化で書けるほど器用な人間でもなく、また本一冊書き切る熱量を考えるとヘキではない展開を無理に書いても筆を置いてしまうだけである。
だからこの話題はとにかく自分の思うままに書けばよいという一点は帰結してしまうわけだけれど、しかし自分にとっては意識しないではいられない難儀なものでもある。

・案の定結論は出ずまあ書いてくしかないよな……となあなあの延びすぎた飲み会みたいな空気になって終わったのだが、一個だけわかりを得た。

・上記のオチを持つお話として自分はエロ漫画の読みきりが好きで、(あくまで自分の片寄った見識の範囲でしかないが)エロ漫画の導入に使われるキャラクターのコンプレックスやら事件やらは往々にして十全な解決はせず、性行為をいかにいい感じで終わらせたかでいわゆる“読んだ感”が発生している。と、思っている。

・要するにエロ漫画はエロ漫画である以上、性行為がどれだけエロく描けるかに力点が置かれていると思うんだよな。その力点にちゃんとオチがつけられたか、が金銭対価に対して支払われる“読んだ感”であると思う。
自分はエロ漫画の“読んだ感”と“解決してない感”のしこりのバランスがとても好きだ。

・例に挙げると関谷あさみ先生の描かれた『走れ!』という作品がとても好きで、主人公とヒロインの性行為はとてもかわいくて読んでいて嬉しく、同時に彼らの持つ問題はひとつも解決せず一時のささやかな逃避行為で物語は終わる。
主人公もヒロインもこれから何をすべきなのかひとつもわからず、ただお互いのみがいるという細やかで何の実利もない感覚だけが残る。

・この読後の満足感としこりのバランスが好きなんだよな~~!!!

・これを全年齢二次創作漫画で表現しようとするとどうなるんだろうか。ぱっと思い付くのはミステリだよなあ。
そういうわかりやすく揺るぎない解決が提示されるということが金銭対価に対するエンタメ提供であり、しこりをどのくらい入れるかが作者によって変わるスパイス量だと思う。

・まあ何だかんだいって結論の出ていない話なので、ここで最も力点を置いているのは関谷あさみ先生の作品が好きだ……ということになる。

・今見たいやつ→推しのミステリ二次創作